みなさん
この年末年始をいかがお過ごしだったでしょうか。
2023年 年始。私たちは「ことはじめ」の意味も込め、豪雪の中、新潟県へ行って参りました。
そもそも「ことはじめ」という言葉には幅広い意味あいがあるようですが、私たちは私たちなりの解釈で、自分たちがこの世に授かった肉体に感謝し、極寒の中に自分たちの身を置き、この一年のはじめに体の調子を試し味わうというのが、何故かここのところの恒例になっていたりするのです。
目的地は日本におけるスキー場の象徴
「苗場スキー場」
です。
豪雪の中、雪の運転は慣れてはいるものの、北を通るルートは少し嫌な予感がしたので、諏訪あたりから東に折れ、上信越自動車道で南の群馬を経由し、関越道で北に上がるルートを選択しました。
いい雪がふりしきる中、8時間以上かけてゆっくりと目的地の苗場へ無事到着となりました。
実は、この「苗場」私にとってはかつてのホームゲレンデであり、青春時代の貴重な思い出の場所なのです。
時を遡り東京でやんちゃをしていた20代の頃・・まあそれはそれは、毎週毎週、シーズン中は欠かさず通ったものなのです。
当時のルーティンは金曜の夜、仕事終わりにみんなで港区のクラブで遊んだ後、朝一の苗場のゲレンデ到着を目指し下道を北へ北へ・・誰よりもはやく朝一のゴンドラで山頂へ行き、 Top to bottom を何本かやってから、向かいの「浅貝ゲレンデ」のパークでジブの練習をし、昼頃には切り上げて東京に戻り爆睡する(笑)という毎日でした。
当時、ハーフパイプやキッカーやレールやボックスなどが設置されている、いわゆるまともな「スノーボードパーク」というもがほとんど存在せず、浅貝はそのスノーボードバブルの時代のはしりで、間違いなく当時日本に存在する最高のパークでした。※残念ながら浅貝は2014年-15年シーズンで長い歴史に幕を閉じています→浅貝スキー場跡『2014-2015年シーズンにてクローズ』
僕の青春時代の思い出の場所・・
でもちょうど30歳になったくらいを最後に、苗場には一度も足を運んでおらず、その後がずっと気になっていたのです。
・・苗場の歴史は古く、バブル期のスキーブームに始まり、スノーボードブームも含めて、日本のウィンタースポーツブームを牽引した懐深い場所なのです。
でもそんな西武グループの繁栄の象徴でもあったリゾートも、時代の流れには勝てず、近年遂にこんな事になってしまいます。→プリンスホテル、苗場スキー場売却の衝撃。かぐら、焼額山、八海山も
苗場だけでなく、以前から日本の貴重な財産とも呼べる土地等が地域ごと世界中の様々な方面に解放されてしまっている昨今の現状には、正直目を覆いたくなってしまいますよね。。
農業等に限った事ではなく「リゾート経営」というのは本当に困難を極めるものなのです。
私の知り合いのゴルフ場の支配人もよく言っていました。「その日のお客様がたった一人でも、例え1万人でも、変わらずスタッフを置いて、施設のあかりをつけ、お風呂を沸かさないといけないんです・・」と。
それでも様々な存在に守られて、この懐深い日本の貴重な財産が、その価値が、所有者や経営者がどんなふうに変わっていこうとも、これからもずっと受け継がれていって欲しいと・願わずにはいられません。
全てに、心からの感謝を込めて・・・
苗場60周年 〜 60th Naeba Anniversary 〜
Naeba ski resort gelanding+.tube
そんなこんなでてんこ盛り沢山にはなりましたが、我が家の「年始め・ことはじめ」となりました。
年始早々極寒の中に身を置いて、体の調子を試し味わった結果ですが・・「今年は上々!!」といったところでしょうか!
運動、食事、睡眠 の 基礎三軸の重要性については言うまでもありませんが、加えて万病のもとである「口内環境をしっかり整える」が今年の健康維持のキーワードとなりそうです。
自分の体のことは自分以外、誰も守ってくれませんからね(^_^)
それと話は変わりますが、また春の種播きまでに、近場の近畿圏の生徒さんたちだけとかでみんなで集まって、BBQとか飲み会とか、何かしらやれたらいいな。なんて妄想したりしています。
生徒さんの中で「こんなの企画してほしい」なんて要望がもしあったら、是非是非ご意見お寄せください。お待ちしています。
なんかみんなで集まって色々過ごしてたら、シンクロが活性化しそうやね 笑
楽しみだ ^ – ^
それではまた!!
農園主