早稲の天日干し中(脱穀待ち)につき、仕事はお休みです。
久しぶりに四国へ タナゴ遠征です☆
それにしても橋を渡る通行税が高すぎて、片道の高速料金が関東までいけるんじゃないかというくらいの金額になってました。もしかしてまた値上げした?!^^;
それでも行く価値ありますね。魚影が濃ーい濃い。
短い時間ではありましたが、カネヒラ、シロヒレ、その他大勢という感じで終始大忙しでした。
そして9月ということで、カネヒラの婚姻色がとてもいい感じになってきてましたね〜 オスの写真を一枚どうぞ↓
基本、草食の彼ら。まるで鮎みたいにあちこちに着いた苔などをハムハムしてヒラ打ちしている姿が上から散見され季節を感じさせます。季節感がマニアックですみません、、
カネヒラの求愛行動はとにかく激しい!! 迸るエネルギーを振り乱して、大きな背びれを尻ビレを蝶のように大きく広げて貝の周りをテリトリーにして他のオスを追い払い泳ぎ回ります。
こんな巨体で思いっきり体当たりなどされたら、他の種類のタナゴはひとたまりもないですね。絶対勝てません。
それでもそんな強い強いカネヒラでも、寿命は長くて3年ほど。
どんなに大きく立派で綺麗な個体であっても、3年目にはガリガリに痩せて夏を越せずに死んでしまうか、冬を越せずに死んでしまいます。
だからこそ、人間時間で見たらとても短い2年ほどの時間をエネルギッシュに生き切る姿には、いつもグッときてしまうのです。
今年も沢山のカネヒラの稚魚達がうちでも浮上しましたが、水槽内でも既にいいサイズに成長して大人顔負けの姿で泳ぎ回っています。
それから今日はかかったとき一瞬ニゴイかと思いましたが、珍しくワタカにも出会えました↓
30-40cmはあろうかという巨体ですが、サクラの金剛せせらぎあたりでは簡単に折れてしまうのですが、今日はたまたま強靭で超汎用的な フエルコの NB300-3Z を使っていたのでこんな巨体もあがっちゃいました。
フエルコのNBシリーズの延べ竿はかなりオススメです。
これからタナゴ等の淡水物の釣りを始めようと思っている方。フィールドで長さも簡単に三段階に変えられて強靭な作りでしかもスタイリッシュなNBシリーズ。超オススメですよ!!
さてさて、うちでは ナミゲンゴロウの新成虫、クロゲンゴロウの新成虫が続々と土から出てきて水の中で泳ぎ回っています。
ゲンゴロウ類はタガメなどと違って、幼虫から蛹になり成虫になる「完全変態」しかも幼虫期では水中生活をし、蛹になるために少し湿り気のある陸上エリアへ上陸し、穴を掘って土中で蛹になります。そして成虫になったら空を飛んで新天地へ行き、結婚相手を探す… そんなドラマチックな生活を彼らは送っているのです。
田んぼや周辺環境においては、畦や池の土手(コンクリートではない土手)なんかがその蛹になる場所にあたるのですが、うちでもシーズン中の田んぼの水際の畦草刈り等の作業時は、土を削ってしまって蛹になっている彼らを傷つけることのないよう、すごく神経を使いながら作業を行っていたりします。
それにしても、ゲンゴロウっていうのは、なんでこんなにも愛らしいのか…
ということで!
週明けから早稲の脱穀の残りと新米の籾摺り色選作業が一週間ほど続きます。休みもあと少しなので、明日は庭のヘイケボタルの幼虫上陸設備をじっくりと整備しようかなと思っています。
来年も!今から本当に楽しみなのです☆
農園主