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教育も変化の時代なのかもしれない

今日は長男がお手伝いを願い出てきたので、作業予定だった苗箱洗いを手伝ってもらいました。

苗箱洗いは田植え後にたまってしまう仕事の一つで、いつも梅雨がしっかりあけてからの天気のいい真夏日に、何百枚もの大量の苗箱を機械で一気に洗い上げ、しっかりと乾かしてから納屋にしまっています。

作業日は色々な理由で苗箱を速攻乾かしたいので、あっつい真夏日をあえて選んでやっています。今日は猛暑日で絶好の天気だったので決行したわけです。

簡単な軽作業なので毎年僕一人でやっているのですが、今日は長男と一緒。

いつも一人作業だと機械に振り回されてテンテコ舞いになるのですが、今日は長男がとても頑張ってくれたという事もあり、ものすごくスムーズにトラブルなく、いつもの何倍も効率よく迅速に終わることができました。

私としても今回はとても助かったので、お手伝いのお礼としてお小遣いをあげたのですが、長男がお手伝いを積極的にする理由はどうもここにあるようでした。なるほど納得ですね ^_^

うちの子供達は、小さい時から田んぼや自然に囲まれて育ち、休みでみんなで出かけるのも基本的には大自然の中。山や海や川や池や田んぼ周辺で遊ぶわけですが、そこにはきまって いろんな生き物達 がいます。

お庭でも田んぼ周辺に生きる沢山の水生昆虫や付随する昆虫達を飼っていたり、庭に自然に沢山生き物達が集まってくるので、勝手に生息しているものも合わせると相当な種類の昆虫やその他の生き物達がいると思います。

いつも新しい種を見つけては、図書館でかりてきた図鑑や専門書などで詳細を調べ、youtubeで色んな動画を見、その他TV番組なども観て沢山勉強していたりします。

そんな彼らが最近はまっているのが、この「昆虫フィギュア」らしいのです。※どうもこの辺にはまっている様子↓

いきもの大図鑑

海洋堂 リボジオ

昔から海洋堂のものがチョコエッグとかで有名でしたが、最近の昆虫フィギュアは細かく関節が動いたり、塗装もよりリアルですごいなーと感心させられてしまいます。

特にガチャガチャがかなり面白いジャンルとして最近ではある一定の地位を確立しているようで、子供から大人まで大人気みたいですね。

いきもの大図鑑シリーズ累計500万個越え

いきもの大図鑑のガチャで、今年の4月からしばらく発売されていた「とっくりばちシリーズ」を兄弟三人で集めている様子です。
こんな感じでとってもリアル!
実際の標本を3Dスキャンしてリアリティーを追求するあたり、ほんと凄いですよね。
色々とこだわり抜いて500円のガチャという枠におさめているのがプロジェクトとして驚愕・・
ほんと感心させられます。

大好きな昆虫について、フィギュアや図鑑で色々と知識を深めた後に実際に実物に出会ったりすると、その喜びもひとしおですよね。

今日はお庭にトックリバチが来てくれていて、子供達と一緒に実物を観察してみました。

こういう形でいろんな角度から生き物達に接することで、自分たちもこの地球に生きる一員としての気づきを得、それぞれが響き合い、そこに自分たちが在り、こうやって生かされていることに自分自身で気づいていってくれたら、周りの全てに対して優しくなれるのではないかと・・私は勝手に思っているのです。

今の長男の目標は、まずはお金を貯めて、「海洋堂のタガメフィギュア」を買うことらしいです。だからこの夏休みは頑張ってお手伝いをするそうです。二言目には「なんか手伝うことない?!」です笑

楽しみながら、色々学べたらいいねっ☆

そうそう、最近すごくリアルに思うことが実はあって、

そろそろ、うちもプロ農家養成講座の現在の「育農コース」だけではなく、子供達向けの学校や、スポットの農業体験のようなメニューも、開設・開校しようかなと、本気で思うようになりました。

偏差値教育が時代の中心だった・・なんていう事も確かに過去にはありました。でも時代は既に変わってしまっていて、この混沌とした多様性の時代を生き抜くために、教育は今まさに更なる変貌を遂げようとしているのです。

これからは「やったことのない人」が頭に詰め込んだ知識だけで子供達にリアリティーのない事をそれっぽく伝えるのでなく、それぞれの世界の第一人者に、生きた声で直接教われるような素晴らしい時代が来るのではないかと私は勝手に思っています。

なんか、面倒くさいプラットフォームに乗ることだけは懲り懲りなので、時が来たらクローズドでもいいので色々とやってみようかな・・と密かに考えているところです。

もし読者の方で、「ひかり農園で新しい学校的なものを開校するとしたら」というテーマで、何か前向きなご要望等ございましたら、是非ご意見お聞かせください。

お待ちしております。

農園主