棚田が広がる美しい風景。
ここに携わった全ての方々の血と汗と涙の結晶をみている思いがして、ため息が出て思わず手を合わせてしまいました。
大阪府 能勢町。
そこには 美しい棚田が広がる集落が存在します。
能勢町は緯度でいうと、京都の亀岡や岡山の美作とだいたい同じ所です。
全国各地の平野部と山間部の境目、きもち山間部寄りの場所に棚田がある風景は存在します。
面白い事例では、漁師さんが田んぼを棚田を、海の一部として維持をしている地域もあったり、環境農家の鏡と言える多くの方々がいらっしゃいます。
維持管理は通常の平地の圃場整備された田んぼとはかなり勝手が違います。山間部なので獣害もひどいです。
それでも全国の各所で、沢山の方々がこのような原風景を守ろうと、補助金も何もない中、身銭を切って、皆さんの思いと情熱と使命感だけで頑張っていらっしゃいます。
是非一度、ご縁のある方はご自身の足で、目で実際の風景を風を空気を感じて欲しいと思いますし、そこに息づく昆虫や鳥や全ての生き物の息遣いを感じて欲しいと思います。
ネット環境から流れ出る、視覚や聴覚だけではやはり情報としては不十分なのでないでしょうか、
現場でしか、感じられない、わからない事って沢山あります。
今、こんな時代だからこそ、あえてオフラインを選択してもいいのではないでしょうか、
私は大衆の中にいて、皆が同じ方向を向いて歩いているその眼差しを見ると、何故か強烈な不安を感じてしまいます。
ちょっと待て、これはやばいぞ。と何故か思ってしまう性分です。
でも、私はその感覚を信じています。
根拠はありませんが、勘がはたらくのです。
根拠のない勘が・・
農園主