皆さん こんばんは
突然ですが、もう涙腺が完全に崩壊してしまった農園主です。
ティッシュが一箱空になってしまった… ここ最近でマジで一番泣いているかもしれません。
実はうちの3番目の息子が今3歳なのですが、少し睡眠に問題があるようでして、私が毎晩21:00までには寝かしつけても、毎夜23:30には必ず一回起きてしまいます(お兄ちゃん達はそんなことは一回もありませんでした。朝までスヤスヤねんね出来ています)それから寝かしつけてもまた夜中の1:30頃にはもう一度起きてしまい、またパパのところにきてしまうのです。。そして結局パパとママのベッドで一緒に朝まで添い寝コースになってしまうという結構大変な毎日を過ごしています。
それで、やっぱり昨夜も相変わらず23:30に起きてきたので、また彼のお部屋でお布団で添い寝して寝かしたのですが、どうせまた1:30に起こされるならと思い、Netflix をポチッとなしたのが完全に間違いでした。。
原因はこれ↓
どこまでがやらせなのか、そんな話はおいておいて
いやー マジで久々です。こんなに感情移入してしまっているのは、、
皆さんにこんなところでこんなタイミングで打ち明けるのもアレなのですが、もう今日は打ち明けちゃいます。
実は私 離婚経験者 なのです。
そう、いわゆる「バツイチ」。です。
今の奥さんとの現在の家庭は、そんな過去の色々な経験を経て、辿り着いた新しい世界です。
以前書いたこともあると思いますが、私は若い頃、感性のみを頼りに、アートの道で本気で生きていくつもりで人生を歩んでいました。
でも、「すごい才能をもっている」という一部の方からの評価以外、世間では社会では、全く自分の居場所がなく、認められない毎日でした。そして遂に精神を病んでしまい、結局アートの道で生きることを諦めたという過去があります。
それから、感性で生きることへの自信を完全になくしてしまった私は、真逆の世界へとハンドルを切り始めます。
そこで耳にした周りの評価は「才能がある」ではなく、
「優秀だ」
でした。 それは当時の自分自身には全く聞きなれない言葉でした。
意味がわからない。。
自分では一体自分の何がどこが優秀なのか一向に理解できないまま、周囲(社会)から評価されることがどんどんと増えていきました。そして自分では全然納得がいきませんでしたが、評価されることの喜びを知ったのか、それは安心を産み、やっと自分の居場所を見つけたような、そんな気持ちになってゆきました。
それからタイミングよく、大きな大きな時代の流れにも乗り、若くして大きな仕事を、そして信じられないくらいの沢山のお給料を(同世代の周りの人の収入と比べて)もらえるようになっていった(社会から評価されるようになった)のです。
そんな毎日だったのですが、当時を振り返ると、それは感性で生きるという感覚ではなく、ただひたすらに自分の新しい才能に酔い、ひたすらにチャレンジをしていく、そんな日々だったように思います。
感性では生きてはいませんから、全て左脳で計画通りに日々タスクを消化し、大きな目標を達成することだけを生きがいに、手段を選ばす走り続けていたように思います。そして本当の自分を偽ることなんて全然平気になってゆきました。
そんな大きな渦の中で出会った素敵な人と私は恋に落ちました、そして私は「結婚」したのです。
広告代理店の管理職である自分と、そこで出会った絵に描いたような素敵な女性。本当に何不自由ない大都会東京での夢のような華やかな毎日でした。
でも、そんな何の不足もない幸せそうな二人の間に事件は起きました。
当時の自分はこの計画は完璧だと思っていました。本当にスケジュール通り人生の全てをコントロールしていた。そんな気になっていた自分は、その時、奈落の底へ突き落とされたのです。
何があったのかまでは詳しく書きませんが、とにかく今まで信じて疑わなかった、コツコツとひとつひとつ積み上げていた事が一気に崩れ去ってしまったのです。
私は極度の人間不信に陥りました。それから体調も大きく崩しました。
納品前の大事な仕事が山積みだった年度末、ちょうど季節は今頃だったと思います。当時、本当にチームのみんなやボスには多大なご迷惑をかけてしまいました。。
それでも、当時のボスはこんな僕でも、まるで家族のように優しく接してくれたことを覚えています。今でも忘れることはありません。もう本当に感謝の言葉しかありません。
今思うと事件が起きてしまった一番の大きな要因は、私自身が本当の自分自身を偽り、
「感性でありのままに生きることを放棄していた」
ことにあったように思います。
何もかもを自分の思い通りにコントロールしようと(現実をねじ曲げようと)躍起になっていたのだと思います。
優秀優秀と周囲にもてはやされた自分に酔い、肥大してしまった架空の人格が暴走し、自分の内なる「本当の神聖」が限界にあったのだと思います。
20代前半で、感性のみで生きることの厳しさとその限界を知り(自分自身が信用できなくなり)、真逆に振りすぎた結果招いてしまった、、これまた残念な末路でした。。
結局どこにどう振っても、最終的には「孤独」というものが押し寄せてきて、自分なんて結局最後まで誰にも相手にされないで寂しさに押しつぶされてひとりで死んでゆくのだろうと、本当に自暴自棄になってしまいました。というかそうなるしかありませんでした。
結局、「自分の感性と肉体だけが」最終的にこの世界にまた放り出され、そして取り残されたのです。
それでも生きていかなければならないというどうしようもない現実に直面し、私は完全に開き直ったのです。
失うものが無くなった私には、もう怖いものはありませんでした。
「死ぬときに後悔だけはしたくない。もうこうなったら精一杯、偽りのない、悔いのない人生を生きよう!」
そう誓った自分に、何と、奇跡の出会いが待っていたのです。
そこからは完全にジェットコースター。
電撃結婚→妊娠出産+独立開業→事業と子育て→妊娠出産→事業と子育て→妊娠出産→事業と子育て→
今に至るという感じす。
本当に怒涛の10数年間。それがあっという間に過ぎ去ってしまったわけです。
幸せすぎて、充実しすぎて、振り返る暇は全くありませんでした。
最高の家族と一緒に、最高の時間を過ごす。
お金は沢山なくていい。日々やっていける分だけで、それで十分すぎる。
これ以上求めることなんて何もありません。ただひたすら感謝の日々。
素敵なみんなと、お客さまという「大家族」に支えられ、ここに今の僕があります。
結婚とはなんて素敵な、そしてなんと輝かしい人生のステージなんでしょうか。
それまで全然互いを知らなかった、何の関係もなかった他人同士が一つの家族となり、人生をともにするわけです。
素敵な門出にカンパイ!!!
いつまでもいつまでも、どうかお幸せに・・☆
本当にありがとう。
農園主