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『発芽酵素玄米』の作り方、公開します。

今日はひかり農園流、発芽酵素玄米の作り方を公開します!

まずは、

《 準備するもの 》

・炊飯器※玄米モードがついている普通のもので十分です。

・5合くらいを水に浸けておける洗い桶。

<材料>

・玄米…600g(4合)、黒米、小豆、黒大豆等…50g〜150g、天日塩…3g〜5gの割合

無農薬、天日干しの玄米を4合と、同じく無農薬天日干し物のアントシアニンを含む穀類や豆類→黒米、小豆、黒大豆等、お好みに合わせて何でもOKです。

でも無農薬という条件が超大事!!玄米を食するには皆さんご存知のように無農薬物でなければ逆に不健康に・・という事にもなりかねないです。あとは天日干し物でないと乾燥機の急速高温で胚芽が死んでしまっている可能性がありますので食材選びは慎重に!だからひかり農園の玄米なのですよ。

さて、

《 作り方 》

玄米は吸水させ発芽させてから炊くと毒成分が消え更に栄養価が上がる!これも皆さんご存知のように今や常識です。

酵素玄米のキモになるメイラード反応。これを促進させるには「アントシアニンを含む食材と塩」が必要。

合計で5合の分量を炊くので、今日の私の場合はトータル1合分の黒米と小粒黒大豆を用意しました。

 

そこに当農園の玄米(今日のはイセヒカリ)を4合投入し、水洗いします。

その後、ベランダなどの「直射日光の当たる日なた」で1日半放置します・・・

 

1日半経ったらこんな感じで、ブクブクと発酵が・・・匂いも強烈です!!

  

夏場に1日も日なたに置いておけば、玄米も豆も十分に給水し発芽してきます。

日なたに置く事で、光合成細菌も活性化し、強烈な匂いを発しながらブクブクと泡をたてて発酵!!強烈な食材だ・・

先ほども書きましたが、発芽まで必要な時間や発芽率は圧倒的に天日干し米が優勢。特に当農園のお米の場合は夏場でしたら水につけて1日で発芽します。

 

そして軽く水洗い。

こんな感じで、何度かすすぐと泡も消え、濁った水も透明になってきます。

芽が出すぎた感がありますが、見事に発芽しています。発芽は鳩胸状態でも十分なので1日半も置かなくても十分かもしれません。発芽状態をみてお好みでどうぞ。

こんな感じで、玄米と黒米玄米、黒大豆にいたっても発芽が始まっています。

すごいねー植物って。

 

さてさて、発芽させたら早速炊飯器に入れていきます。

 

軽くすすいだらお米達を炊飯器に入れ、水を足したら「塩」を加えてかき混ぜます。

 

普通の炊飯器の玄米モードで炊いたら、ひとまず出来上がり!!

※うちでは白米用と発芽酵素玄米用に2台の炊飯器を常時稼働させています。

炊き上がりにしっかりと混ぜ合わせます。

これでも十分発芽玄米として食べられますが、ここから食べないで3日ほど1日1回かき混ぜて出来上がりです。

 

ちなみに1日経ったやつがこれです↓

はい!そんな感じで「発芽酵素玄米」のレシピでした!!

一般の方も、料理家?の方も笑、農家の私の家ではこんな風にやってますので、是非参考にして頂き、このご時世の免疫力アップに活かして頂けたらと思います。

ちなみに、僕は朝、この酵素発芽玄米に静岡の水出し緑茶を合わせ、自家製梅干しや納豆、モズクやシャケ、お漬物などを入れた、特性お茶漬けで1日をスタートしています。

食欲が減退する真夏の朝に特にオススメ!

 

さて、発芽酵素玄米を作る上で僕がこだわっているのは

「食材の質」と「日光に当てて光合成細菌を目覚めさせる」

という2点です。

発酵が強烈なので、炊いている時、それはそれは強烈な匂いがしますが

この匂い、嗅いだことある人にはわかると思うのですが、新生児の便の匂いとそっくりなんです

(^ ^)

前にも書きましたが、人間の腸内環境は嫌気性なので田んぼと一緒なんですね。

日本人は知らず知らずのうちに、田んぼの環境をお腹に移しているってことです。

これがまず日本人の免疫力に多大に影響していると思われる要因です。

嫌気性菌は一般的に毒素を出すと言って嫌われますが、それはほんの一部の側面です。

もっともっと色んな要素が複雑に絡み合い、互いに影響しあってバランスを保っています。

 

日本では、季節のお野菜、海藻類、発酵食品が更に免疫に大きく影響しているのでしょう。

ポイントは身近な菌が一番体にはあっているということ。もっといえば地元の食材で地元の菌がいいということです。肉体にも必ず地域性があります。

あとよく皆さん間違えるのが、乳酸菌は何もヨーグルトだけではないということです。

糠漬けは玄米の糠層にいる乳酸菌が活躍しますし、お酒や鮒寿司の発酵にも蔵にいる常在の乳酸菌が飛来します。生活の中に、善玉菌は常に普通に存在しているんですよ。

現代社会にあふれたどんな小ぎれいな事をレイヤーにしていっても、菌達が支えるこの土台は人間の肉体を生物の肉体を維持する上で絶対に揺るぎようのないインフラなんです。

現場には色々とヒントや答えがあります。

田んぼをバカにしてはいけません。

 

今回使った無農薬天日干し玄米はこちらから!!↓

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それではまた

農園主