今日も早朝から田んぼに水を入れてまわる。
二日おきに水を入れてまわる。
7月20日頃からはそういった水管理をずっと続けてきた。
日々、田んぼをめぐるめぐりめぐる旅・・それはみんなの顔を見てまわる旅。
稲は、田んぼに生けるものは皆、私にとっては家族そのもの。我が子同然。
その思いを持って、祈りを込めて、ずっと育ててきた。
振り返ってみると、人の世に生まれ出てからはこのかた、何かと辛いことが日々降りかかってきたように思う。
空を見上げるようなことばかりだったったな・・
今年も結構いろんなことがあった。
それでも「大丈夫だよ。一緒にいこう。」
そう稲が励ましてくれ、なんとかここまで来これたように思う。
毎年毎年、コツコツと続けていくということは正直本当に大変なことなのだと思う。
それでも僕は繋いでいきたい。
これからもずっと。
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もうすぐ新米の季節が訪れる。
あと2週間もすれば、今年の稲刈りも始まる。
優しいわらべうたと共に育んだお米、うちの子たちを、どうか皆さま、
今年も、どうか宜しくお願い致します。
農園主
「童神」 作詞:古謝美佐子/作曲:佐原一哉
天(てぃん)からの恵み 受けてぃ此(こ)ぬ世界(しげ)に 生まりたる産子(なしぐあ) 我身(わみ)ぬむい育(すだ)てぃ イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ) 泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー 太陽(ていだ)ぬ光受きてぃ ゆーいりよーや ヘイヨー ヘイヨー まさ勝さあてぃ給(たぼ)り 2. 夏ぬ節(しち)来りば 涼風(しだかじ)ゆ送(うく)てぃ 冬ぬ節来りば 懐(ふちゅくる)に抱(だ)ちょてぃ イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ) 泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー 月ぬ光受きてぃ ゆーいりよーや ヘイヨー ヘイヨー 大人(うふっちゅ)なてぃ給(たぼ)り 3. 雨風(あみかじ)ぬ吹ちん 渡り此ぬ浮世(うちゆ) 風(かぜ)かたかなとてぃ 産子(なしぐわ)花咲かそ イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ) 泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー 天の光受きてぃ ゆーいりよーや ヘイヨー ヘイヨー 高人(たかっちゅ)なてぃ給(たぼ)り