みなさん こんばんは
今日は雨で稲刈りの中休み。
連日コシヒカリの刈り取りを進めてきましたが、今日は大雨だったという事もあり稲刈りはお休み。
急遽、神戸に髪を切りに行ってきました。
最近のお気に入りは、カットの後にやってもらうSHIGETAのオイルをふんだんに使ったヘッドスパ!
これが本当にめちゃくちゃ最高で、老廃物がドバドバ出て行きデトックスとしてマジで最高。超絶オススメしたい私の最近のお気に入りなんです。
下手なマッサージに通うよりも絶対効果高いと思います。
さて実はこのわたし、一時期ずっと自前のバリカンで頭をまるめ、五厘刈一本で過ごしてきた時期がありました。
よくお坊さんと間違われていた時期があったのです。
うちのお寺は天台宗です。
総本山は京都の鬼門を守る比叡山延暦寺ですね。
・・ここで書くのもあれだとは思ったのですが、就農直後にひかり農園が大きくメディアに取り上げられたり色々とあった時期に、身の回りで良くも悪くもいろんな事が起きました。
私は自分の身を守る意味でもなんとしても習得したかった、とある密教の法があり、かなりのイレギュラーではあったのですが、特別に師に伝授して頂いた。という出来事があったのでした。
日本での密教とは、公のものとしては仏教カテゴリーでは 天台宗と真言宗です。私が法を伝授して頂いた師は、延暦寺の本部に長くいらっしゃった方でした。
インターネット上では密教のいろんな情報が溢れかえっていますが、実はこれをまねごとのようにしてみたとしても、効力が得られるということはなく、師から直接「伝授」という形で受け渡してもらわないと、残念ながら本当の力というのは全く発揮されないのです。
みなさん軽々しく簡単に考えがちですが、これは真実です。
師と弟子が互いにハートを開きあい、通じ合う事ができない限り、決して成り立たないとてもシンプルですがとても難しい所謂、神秘体験なのです。
師に従事し10年以上修行し、許諾を得たものだけが初めて伝授される、まさに生きた法なのです。
話がまたまた相当横道にそれましたが、掻い摘んで言うと、要はまぁ色々と当時はありまして、ケジメをつける意味でも私は頭をまるめたのです。
・・・そして時は経ち、実は数年前にはなりますが、なんとその師匠が突然急逝してしまったのです。
昨日まで元気でいた人が突然目の前から消え去った事に私はすごくショックを受け、以来なかなか立ち直れずにいました。そして色々と考えたのですが、全ては自分の内に秘め、勇気を持ってお寺や地域の事と距離を置くことを決め、坊主頭もそれを機に止めることにしたのです。そして少しずつ気持ちが楽になっていったのでした。
そういった経緯もあり、数年前からまた美容室にお世話になりはじめ、今にいたるのです。
話をグッと戻して。
ヘアカットやヘッドスパでいつもお世話になっているのは、当農園のお米のお客様でもある、西村和子さんのお店。COQOO
そもそも東京では妹の紹介や知人の紹介でいろんな美容室でカットやカラーをしてもらっていましたが、東京最後の生活拠点が二子玉川だったということもあり、当時通っていた Heaka AVEDA自由が丘店 のイリキさんに「明石に帰るんですよねー」っていう話をした際に、神戸の AVEDA 取扱店を紹介してもらったのが、西村さんとの出会いのきっかけでした。※イリキさんに紹介されて初めて行ったお店はCHESTでした。
西村さんは、私の人生で過去一に優れたカット技術をお持ちの方で、ご自身もオーガニックライフを実践されている素晴らしい人格者・・加えて凄腕の経営者という事もあり、全く非の打ち所がない彼女なのですが、いつも私に最高の癒しのを提供して下さる本当に大切な方なのです。
昨今、世の美容や健康、癒しのサービス、スポーツジムやフィットネス、ヨガや予防医療などの事業領域は、互いに大きくかぶってきており、外食産業やホテル事業なども巻き込んで、心身の健康維持管理に関わる業界というのは、どんどんと互いの領域に参入・進出し、進化していっている状況です。
何をするにしても生きていく上で一番大切な資本である「心身」という存在を、『 健康に若々しく保ち続ける 』
そのことはきっとみなさん共通の思いであり、人生における自己マネジメントの共通の重要課題であるのではないでしょうか。
食べる、動く(働く)、寝る。
このあたり前の日常の中にしか、健康を保つ要素はありません。
『 米 』
日本人の身体にあった、基本中の基本の食の中枢要素でもあります。
健康を考えた時、このお米を蔑ろにして、いったい何が後に続くというのでしょうか、
米、そして米作りいう営みに付随する全てには、心身共にいつまでも日本人が元気で、いつまでも若々しく過ごすためのヒントが隠れています。
丹精を込め、今年も数多の存在と共にここまで育んで参りました。
みなさま。ひかり農園の新米を、どうか宜しくお願い致します。
農園主