今朝の状況を見たところ、ニホンミツバチたちが大元の大きな巣箱からほとんど移動してしまった様子だったので、意を決して、巣箱の中を確認し採蜜することにしました。
昨日までは暑さで巣が落ちてしまった為、巣を置いて新天地へ移動したと思われていたのですが、中を開けて見たら・・・これは!!?!!
なんとスムシ(ハチノスツヅリガ)の幼虫が巣を食い荒らしているではありませんか!!!!!!
以前から巣の外に、茶色い巣をメンテした後のカスのようなものが沢山出る時期があり、巣を手入れしているんだなーと思っていたのですが、実は、ハチノスツヅリガの幼虫が巣を食い荒らしたカスが出ていたのだとわかりました。
この巣はそもそもはじめからズシッととても大きく重い状態のものを移動してウチに持ってきたものです。
そのあと、2回も分蜂をしたので、三世帯を養っていたことになりますが、その分蜂したタイミングで巣の大きさと、メンテナンス(スムシの数調整)要員の働き蜂の数がグッと減るので、巣のメンテが追いつかずにハチノスツヅリガが増えすぎたのかもしれません。
それに加えてこの暑さ、、、ダブルパンチで巣が崩落してしまった。。と私なりに推測しています。
元々はスムシであるハチノスツヅリガは古くなった巣を食べてくれる存在で、ニホンミツバチとは共存する仲です。
やはり定期的な採蜜をして巣箱の中を更新してあげないと、今回のようにバランスが崩れたタイミングで一気に荒廃してしまうんだということがわかりました。
反省です、、
今回はなんとかミツバチ達は同じ庭の敷地内に留まれましたし、旧巣箱の周りに蜂蜜の付着した蜜蝋を置いているので、食料にもしばらくは困らないのではないかと思うので、ひとまずは安心しています。
そんなに大量ではないので、実際にどれだけの方にお届けできるかわかりませんが、
搾った蜂蜜を、このあと濾過して色々とやってみますので、また今月の出荷日にお米と一緒に発送できるようにこれから頑張ってみます。
それではまた!
農園主