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ありがたき幸せ。

突然ですが、最近で一番嬉しいことがありました。

共立(株式会社やまびこ)さんから光り輝くステッカーが届きました。

少し長文ですが、今日は共立さんとのこと。色々と書き綴りたいと思います。

まず私は、道具や機械は「家族」だと思っています。正直にそう思っています。

実際に現場で一緒してみればわかりますが、道具や機械は、本来全部手作業でやらねばならないところを、様々な技術で尋常ではない作用ボリュームをこなし、こちらの体をサポートしてくれます。

命がいくつあっても足りないような現場作業を、お手伝いというようなレベルではない領域でサポートしてくれ、もうどうにもこうにもありがたくてしょうがない存在なのです。

当農園の愛用ギアといえば、歴代最強刈払機。共立さんの SRE2730UT-N です。

うちの生徒さんだったら皆さん知っているお馴染みの子ですね。

今日ここでは SRE2730T-U の事は詳しくは書きませんが、とにかくとんでもなく素晴らしい子なのです。

実は私は各地に移動する相棒の乗用車のルーフボックスに、愛用しているギアのロゴステッカーを貼っています。

仕事柄、里地への訪問が多いということもあり、他県ナンバーでも仲間だと認識してもらえるようにしたいということもあったりして、農業関係の会社やブランドのステッカーが多いのです。

また講演やイベント等で都心部へ行く際にも、縁遠い都会の方々へも業界PRと農業へ興味関心を引く意味でも宣伝の思いでステッカーを貼って見せています。

ちょっと脱線しますが、今はなんでもかんでも消費主義で、特に車や身近な電化製品なんかも、高スペック?を売りに、据え置きローンにわざと誘導し、数年おきに買い替えを促し、あえて長持ちしないような商品作りをしている感が否めませんよね。この永久サイクル誘導の危険性に気づいている人は多いと思います。

長く使える、愛着の湧く、家族のような存在の商品がどんどん少なくなっている気がしているのは私だけではないと思います。

更に話は脱線しましすが、車業界のEVの流れ(計画)も絶対に具現化しないと私は踏んでいます。実は10年以上前、実際に私は真っ先にEVを購入して乗ってみた経緯があります。

そして「日常生活においても使えるようなものではなかった」という結論に達し手放しました。※EVのバッテリーを駐車時に家庭用蓄電池として併用しようとし、それを念頭に購入しましたが当時は技術的にも色々と問題があり実現には至りませんでした。

EVが通用するのは都市部の平野部のチョイ乗り、しかもエアコン使用頻度が低い季節での使用に限られるでしょう。

日本の国土の大半は冬は雪が積もる寒冷地です。EVで一番電力を食うのは実は走行以外の「暖房機器」なのです。(冬場の電気自動車での走行はもはや自殺行為!?→参考動画

長距離でしかも寒冷地も行き来する日本の物流を担う10t以上の大型トラックも脆弱なバッテリーとモーターで今以上の仕事をこなせるとは到底思えません。アドブルーの市場価格が高騰傾向ですが、クリーンディーゼルの対応範囲はまだまだ広いのではないでしょうか。

建設機械や農業関係の機械についても同様の事が言えますよね。

要するに次世代の特に商用利用のモビリティーや重機の技術は、脱石油の方向だとしても決して電力だけでは片付かないのではないかという事です。

だからって、じゃあ何がくるんだよ。と言われても、今は根拠立てて何か言う事はできませんが、とにかく自分は電力一本は違う気がする。ただそれだけです。

それで、話を元に戻しますと、我々のような自然の中で管理作業をする現場の人間は、少なからず何かの道具や機械にいつも支えられているわけで、パワーと耐久性、操作性の軽さに加えて高い安全性、特に夏場の過酷な屋外作業をタフにこなせるような相棒が必要なのであって、

決して今の電気自動車のような脆弱で、しかもイニシャルもランニングも非常に高価で色んな意味で頼りない存在ではないものが必要なのですよ。

ほんと四の五の言わず、即戦力なのですよ。理想とか理屈とかマジどうでもいい、切実なんですよ現場は。

共立さんの商品は皆、プロの現場の要求を満たしてくれる素晴らしい製品ばかりだと私は思っています。

そりゃあ色々と改善点もあるとは思いますが、基本スペックがとにかく高いのです。

プロの料理人が使う包丁がホームセンターや量販店で売っているものと異なると同様に、プロの農家が使う農機具や道具にも、やはりプロ仕様というものが存在します。

共立さんの上位機種は間違いなくそのスペックを備えています。

現場での長年の経験者が言うので間違いないです。

そんな共立の熱烈ファンである私ですが、これまたお世話になっている、クボタさんやイセキさんやマキタさんのステッカーはコンバイン等に貼ってあるステッカーを部品番号でオーダーし、取り寄せてもらい貼り付けましたが、共立さんのステッカーは何故かずっと手に入れられずにいました。

そこで、先日、ダメ元で共立ブランド母体である 株式会社やまびこ さんのホームページの問い合わせフォームからステッカーを譲って頂きたいという旨を勇気を持って送信したのです。

そしたら驚いた事に、何と翌日に営業の方から即レスで返信があり、しかも「ステッカーを3枚。本日郵便にて発送いたしました」というご連絡が来たのです!!これはなんということでしょう!

正直驚きを隠せなかったのと、「流石だな」と、そこには納得をした自分がいたのです。

到着した封筒には、ご愛好への感謝の文面と、最新カタログ、ピカピカのステッカーが3枚入っていました。私の問い合わせを見られて、共立ブランドや会社のPRに一役買ってくれると瞬時に判断された結果なのでしょう。

この共立さんが今回行ってくれた

「即レス」

実は私自身、仕事におけるコミュニケーションのモットーであり、営業マン時代にお世話になった偉大な師に教えて頂いた私の心得でありポリシーであったりするのです。

この即レス精神は、うちの生徒さんにも「営業」のフェーズになると、皆さんにお伝えしていることでもあります。

とにかく右も左もわからなかった私の営業マン時代…「即レス」と「メールは必ず自分の送信で終わらせる」これだけは必ず相手先とのコミュニケーションにおける基本としなさい。と私は偉大な師から教わりました。そしてそれを片時も忘れることなく、今まで実践してきました。

実は共立さんにご連絡を入れたその同時期に、別件で、とあるNPO法人にも所用で問い合わせフォームから連絡をしてみたのです。

そして自動返信で「後日担当者から・・」的な定型文が返ってきて、

そして、今現在も何の連絡もなく、完全に放置状態が続いています。

皆さん、この違い、わかりますかね?!

私はますますの共立さんファンになり、共立製品を使い続けるでしょう。

そして皆さんにこの素晴らしさを共有したいと願うでしょう。この素晴らしい商品を世に送り出している人たちの事をあらゆるところでPRするでしょう。

でも後者はどうでしょうか・・?

体制含め機能していないのであれば、見せかけのホームページや問い合わせフォームは即刻畳むべきです。また少なくとも私は、間違いなく二度と人生においてこの方々と接する事はないと思います。

波長の違いや縁の有無で片付けるのは簡単ですが、これは私がよく言う、『一事が万事』なのです。

共立さんはきっと色んな人を巻き込んで、これから時代がどのように変わろうと、変化と成長をし続けて行くのだろうと思います。 でも後者は間違いなく難しいでしょうね。

私自身、今回の事を経験し、やはり共立さんのようなポリシーをずっと持ち続けたいと強く思いましたし、後者の某NPO法人のようには死んでもなりたくないと心の底から強く思いました。

時と場合はあるとは思います、ただ信頼関係を形作る重要な要素に、即レスと真摯な対応。は常にあるのではないかと私は思っています。

共立さん。

いつもいつもお世話になり本当に感謝しています。

ありがとうございます。

これからも素晴らしい製品を世に送り出し続けて下さい。

この度はありがとうございました。

農園主