最近、自分自身一番気になっている事。
それは、「生き物達の絶滅スピードの勢い」です。
実は、人間が経済社会の時事ネタに右往左往している間に、どんどん地球上の生物の消去が進んでいます。
絶滅するということは、地球上、この宇宙から未来永劫、その存在が無くなってしまうという事で、本当にゾッとします・・
これ以上怖いことはありません。
結局のところ命とは響き合いですから、多様性の上に成り立っているわけですから、ある種の生き物が地球上からいなくなるいうことは、そのいなくなった生き物とは関係ないと一見思われがちな別の生き物が絶えることに繋がっているという事です。
もしかしたら自分達自身が今後消えて無くなってしまうかもしれないということなんです。
本当に物凄いスピードで色んな生物達の消去が進んでしまっています。大きく関係する元達同士が加速度的に。
地球はそういう時期、あるサイクルに既に入ってしまったのかもしれないですね。
最近、田んぼ仕事の合間で、各地の里山の水辺の生き物調査を進めているのですが、事態は本当に深刻です。
肌感覚では、ここ10年ほどで、さらに加速度的にそれは進んでいます。
経済社会の終焉みたいなレベルの話ではなく、まさにカタストロフィが迫っているといっても過言ではないと思います。静かに着実にそれは進んでいます。
それはまるであの『虚無』のよう。
季節と共に波となって押し寄せていた妖精みたいなキラキラした存在達が消える。消えていく。
色んな理由があるとは思います。
ただ、やはり大きな原因の一つは、キーマンであったはずの自分自身が
「自分の事しか考えてこなかった」
その結果なのではないでしょうか、
まずは気づき、そして行動を変えていくことでしか、世界が変われる道はありません。
常にいつも出してくれていた言葉に、メッセージに気づけずにいた不甲斐ない自分自身にも、地球は今までと変わりなく接してくれる。慈愛に満ち満ちたその対応に、更に人間自身の情けなさが増し落ち込みます。
それでも決して地球は見放さない。
何故なら「みんな大切な私の子供達」だからです。
全ては響きあいます。それは必ず周りに伝播します。
私自身、引き続き田んぼの環境を管理する者として「水辺全体の環境管理」という責任範囲を強く意識して、今まで以上にやれることを続けていこうと思っています。
殺伐としたこの空気感を炎で焼き尽くし、かつ癒すイメージで。
農園主