種まきから1週間が経ちました。
苗代に並べた子供たちが一斉に芽吹いてきました!
播種から晴れ間が少なく、床土の温度も低くてずーっと燻っていた種たちも
昨日の好天(ちょっと暑すぎでしたが^_^)で一斉にスイッチが入ったようですね。
今日はいつもの毎年恒例の春の嵐だそうで、予定していた草刈りも明日に延期。
静かにこのページを書いています。
毎年同じことをやっているようで、日々、毎年毎年変化している現場仕事。
それでも自分たちなりに試行錯誤してきた手法は、ある程度ここに確立できたのではないかと思っています。
ということで、「ひかり農園・育農コース」 そろそろ開校しようかと思っています。
無農薬稲作に関してはそれなりの内容をお伝えできるのではないかと思います。
また、古い言い方であれですが、マーケティングやブランディングについても、
時代にあった形の突っ込んだ内容をお伝えできるのではないかと思っています。
これから「農」を生活に取り入れたい皆さん、
バリバリ農業を営んでいるが、これからの経営について悩んでいて、色々と参考にしたい。という方々、
まずは、こちらまでご連絡ください。
講師 略歴:
増田卓也
ひかり農園農園主。元日本古代稲研究会会長
兵庫県明石市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、日本におけるインターネット市場黎明期に、サイバーエージェントをはじめとする広告会社数社に在籍し多くの新規サービス立ち上げや普及に携わる。その後、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)主席研究員として産学官をまたぎ活動。個人にまつわる様々な情報(ビッグデータ・パーソナルデータと呼ばれるもの)を利用した市場創出、特に現在のIoTやAIの市場黎明期に携わる。
2011年から地元兵庫県南部地方で、稲作を中心に農業を営み、古代稲や突然変異で生まれたお米等珍しい品種を栽培しながら「無農薬、無肥料、不耕起、天日干し」の四点にこだわり、特に不耕起栽培においては独自のスタイルを貫いてる。
就農1年目にして全国のブランド米をおさえ、高野山の宿坊の最上級特別膳にお米が採用され話題となる。
また稲作のかたわら、百姓の視点から見た写真を撮り続け写真家としても活動。稲作現場を知る数少ない写真家として、里山の風景を中心に、水辺の貴重な生き物たちにスポットを当てた写真を中心に作品を撮り続けている。
2016年より日本古代稲研究会会長として希少な古代稲の種の保存や研究に従事。2019年退任後も精力的に稲の多様性を守るべく様々な活動を続けている。
また、全国各地で稲作や里山文化、水辺の生き物についての講演や、稲作における後継者育成の講習会なども行っている。
写真:2018年 撮影「神丹穂」